時薬(じぐすり・ときのくすり)
人生はいろいろありますから、病気や怪我の時は苦しいものです。どんな人にも最低一度は経験することです。
苦しいので早く良くなって欲しいと思うのは時代を超えた想いと言っても過言ではありません。
なので、
飲めば効く。
一回で改善する。
すぐに効果がある。
こんな言葉を見聞きするとついつい惹かれてしまうものです。
しかし、どんな名医でも壮健の心身の持ち主でも、すぐには戻りません。
薬にはリスクがありますので、自分の都合ばかりを優先させず、薬に依存したり、すぐに直そうと焦ったり欲張らないことです。
ただ求める、ただ受け身に待つのではなく、病気や症状を経過させることが大切です。
どんな人でも必ず処方できる秘薬があります。医者、患者、貧富の差なく、だれもが処方できる太古からある薬です。
それは時薬(ときのくすり・じぐすり)です。
時薬は、責任放棄とか、優柔不断なことではありません。
時薬とは、焦(あせ)らず、怠(なま)けず、自分自身や生命の力を信じ、人事を尽くして、ゆったりと時の流れ、心身の流れに任せることです。
とは言っても、
誰でも知らず知らずのうちにいつの間にか擦(す)り傷がなおっているように時薬を処方していることがありますね(^_^)
痛みがあったり、重い症状がある人は深刻で大変だと思いますが、私は普段から時薬を活用されることをおススメしています。
統合整体は風邪薬より時薬を処方することをおススメしています。